スポーツ業界を盛り上げる
人との“つながり”
入社時から長年、スポーツクライアントを担当し続ける3人。
クライアントやファンからのニーズが変化する中、
企画営業と制作ディレクターがそれぞれの目線で語った、
スポーツ業界を“ワクつかせる”秘訣とは?
INTERVIEW
S.KENTO
2013年入社。営業1部部長。入社当初より主にスポーツクライアントの営業を担当。各チームのプロモーションツールにおけるデザインや印刷、グッズ制作など幅広い案件に携わる。学生時代は野球に打ち込み、大学では全国大会出場も経験。
I.RYOTA
2015年入社。営業1部主任。入社1年目からプロ野球チームや大手玩具メーカーを担当。スポーツ業界に加え、現在はエンタメ、飲食、インフラ、ITなど幅広い業界の案件に従事。学生時代から現在に至るまで、サッカーに打ち込む。
K.GENTA
2008年入社。スポーツ事業Gマネージャー。主にプロ野球などスポーツ界のリーグやチームの広報媒体の制作において編集として携わる。また、スポーツWebメディアにて配信されるコンテンツ企画制作も担当。休日は少年野球チームの監督を務める。
惜しみないノウハウの共有が
業界を活気づける
――みなさんが企画営業としてスポーツクライアントを担当することになった経緯を教えてください。
S.K私は学生時に野球をやっていたので、元々スポーツに関わる仕事を志望していました。就職活動をした2013年頃はプロ野球球団などの直接的な求人はなかったのですが、当時のスリーライトがスポーツクライアントにすごく注力しているという情報を得て就職でき、現在は希望通りプロ野球球団の担当をしています。
I.R私も小学生からサッカーをプレーしていたので、スポーツを通して多くの人と関われる仕事がしたいと思い、就職活動では広告制作会社や代理店などを探していました。縁あってスリーライトに入社し、プロ野球球団のひとつを担当しています。
K.G私は営業ではないのですが、編集やWebなどの制作ディレクターとしてこの対談に参加しています。スポーツ案件には多数携わっており、プロ野球球団の定期刊行物やファンイベントやキャンプのパンフレット制作をはじめ、プロ野球以外でもJリーグやBリーグ、SVリーグのチームや大相撲の制作物なども手がけています。紙媒体がメインではありますが、スポーツWebメディアで配信されるコラムや動画コンテンツも制作しています。
――クライアントからはどのように仕事を受注するのですか?
S.K私の担当球団では、大きく分けて営業部と事業部の案件があります。営業部なら球団のスポンサー周りのお仕事が多く、球団がスポンサーを獲得するための宣伝物や営業ツールを制作します。事業部はエンタメやプロモーションに特化している部分が大きく、例えば定期刊行媒体やポスター制作など、編集やデザインなどのクリエイティブを通したアウトプットが多いかもしれません。
I.R私も各部署から仕事を受ける形で、営業部、チケット部、スタジアム部…時には経理・総務部の方々から仕事の相談をいただいたりと、ひとつの球団でもたくさんの方々と関わっています。
――担当球団が違っても、ノウハウを社内で共有しますか?
S.Kそうですね。もちろん球団が違うので進行中の案件について内容を共有することはありませんが、例えばパンフレットを制作する際は製本や加工のアイデアなどを社内で共有し、提案の幅を広げています。
I.R球団同士でも横のつながりがあるので、「他球団でこういった制作物があるけど作れますか?」と聞かれることもあります。そしてS.Kさんに相談してみると、その制作物はウチが作っていた…なんてことも(笑)。先輩方がたくさんの制作物を作ってきたので、特に若手の頃はその知識や実績に助けられました。
S.K先輩・後輩というよりも、お互い一人の営業として情報やノウハウを共有し合っている感じですね。そして、I.Rくんが言うように球団同士も横のつながりがあるので、お互いにいいものは取り入れていく風潮があります。そうすることで業界全体を盛り上げようとしているのも、スポーツ業界の魅力だと思います。
クリエイティブを生み出す、
営業×制作の化学反応
――案件を受注したあとは、K.Gさんが実際の制作進行を担うのですか?
K.Gはい。制作するものは多種多様ですが、まずは営業担当から「どういった制作物にしたいのか」というクライアント側の意向をしっかりと共有してもらい、後日、クライアント、営業、デザイナー、編集を交えた制作会議を行います。その後、外部のカメラマンやライターへの発注、コンテンツ内容に応じて取材対象者への出演交渉なども含め、制作を進めていきます。レギュラー案件は自分とクライアントだけで進めることも多いのですが、コンペ案件では営業担当も一緒にアイデアを出し、それが受注につながるケースもあります。
――営業と制作がクロスオーバーする場合もあるのですね。
I.Rそうですね。ほとんどを制作チームにお任せする場合もあれば、営業も制作面に深く関わることもあります。
S.Kクライアントと一番近いところで接しているのが営業ですし、相手のニーズの本質は営業が一番理解しています。そのアイデアを制作チームと掛け合わせてよりよいものを提案できるのも、この仕事の面白みですね。
――営業職もクリエイティブですね。
I.Rある案件では、自分たちのアイデアがクライアントや世間にどうヒットするかを考えながら社内で意見をぶつけ合いました。みんな思い思いのアイデアを持ち寄ったので、会議をしている感覚というよりもワイワイ楽しかった思い出です。
K.G制作チームだけでは行き詰まることもあるので、営業が他球団や他競技、世界のプロスポーツのクリエイティブ事例などを集めてくれることもあります。そうやってアイデアを出し合うのは楽しいよね。
S.K特にコンペ案件は気合いが入りますよね(笑)。大手の広告代理店と同じ土俵で争うので、団結して時間も忘れてみんなで取り組むこともありました。そして受注できたときの喜びは大きい!
失敗を成功への一歩に変える
サポート体制
――営業のお二人はスポーツ経験者ですが、その経験は仕事でも役立っていますか?
S.Kそのスポーツのルールや選手を知っていることは、ストロングポイントだと思います。ただ、クライアントにも実はそのスポーツに詳しくない方もいるので、必ずしもスポーツ経験者でないとダメということはありません。そういった知識は経験者の我々がフォローしますよ。
I.R私はお客さんとプライベートで一緒にサッカーをすることもよくあります。種目に関わらずスポーツ好きとしてお付き合いが深まるケースもありますし、スポーツ以外でも何かに詳しかったり、興味を持つことは新たなアイデアにつながることもあります。
――改めてスポーツ業界に携わる面白さを教えてください。
K.Gプロ野球(NPB)で言えば日本で12球団しかない中で、自分たちが手がけたさまざまな仕事が世の中の多くの人の目に触れるというのは、なかなか味わえない経験です。
S.K球団の限定ユニフォームを制作したときは、SNSでファンの反応をチェックしちゃいますね。
I.R私も球団のマスコットキャラクターをゼロから生み出したときは、国内外の多くのメディアで取り上げられ、達成感もすごかったです。スリーライトには編集者やデザイナーだけでなく、実績のあるイラストレーターも在籍しているので、多種多様な案件に対応できます。
S.Kあとは野球に限らず、会社が所持しているクライアントのスポーツチームの年間指定席を福利厚生のひとつとして利用できるのもうれしい。
I.Rクライアントにお渡しする営業ツールにもなるし、プライベートでも活用できます。
K.Gしかもどれもいい席ばかりで、プロ野球をはじめ、Jリーグ、Bリーグ、大相撲のチケットも活用できるのもありがたいです。
――スリーライトに入社して成長したことはなんでしょう?
I.Rハートの強さです(笑)。多種多様な大きなコンペ案件もあるので、“当たって砕けろ精神”も身につきました。
S.Kクライアントへの理解度が増していくにつれ、企画の精度が上がりました。常にニーズにマッチできるように試行錯誤しています。
I.R悔しい思いもたくさんしましたが、その過程にすごく意味があると考えています。もちろん受注に向けてプレッシャーや緊張感は持っていますが、仮に失注しても上司に怒られることはありませんし(笑)、過程もきちんと評価されます。
S.Kむしろ失敗もしてほしいよね。失敗して初めてわかることもあるので。
I.R失敗か成功の二択じゃないんです。失敗、失敗、失敗があって、成功がある…という一本の大きな道のりだと思います。
K.G大変な面もたくさんありますが、サポートしてくれる環境が整っていますよ。
同じゴールを目指せる、
垣根のないフラットな環境
――最後に、スリーライトで一緒に働きたい人を教えてください。
I.R変に飾らないというか素直で正直な方が、社内の雰囲気にもクライアントとお付き合いするうえでもマッチすると思います。
K.GまさにI.Rくんみたいに素直でかわいげがあって、仕事においては誠実なタイプね(笑)。
S.K確かに、そういったタイプが多く集まっているかもしれない(笑)。各自が違うクライアントを担当していても気軽に周りに相談できたり、チームで一緒に仕事をすることが好きな人が合うかもしれません。
I.Rスポーツも一種のエンターテインメントなので、世の中をワクワクさせたいという思いを持って一緒にゴールを目指せる人なら、スリーライトで楽しく働けると思います。
WORK STYLE
スリーライトでは社員一人ひとりがさまざまな制度や福利厚生を活用し、
“自分らしい”ワークスタイルで働いています。
フレックス制度
一ヶ月の総労働時間を定めた範囲内で、日々の始業・終業時刻を社員自ら設定できる制度。個別時間配分を行うことで、より効率的に働けることを目指しています。(コアタイム11時~16時)※採用していない部署あり
- 案件の進捗や自身の体調に応じて、より効率的かつ生産性の高い仕事ができるように活用しています。
(営業本部:30代男性)
- 主にプライベートを充実させるために活用。前日の勤務状況によって、朝にゆっくりするために利用することも。
(ソリューション推進部:30代男性)
在宅勤務
社員が場所や時間にとらわれず効率的な働き方を選択できる制度。上司の許可を得た上で、仕事の状況に応じて自宅での仕事が可能です。※採用していない部署あり
- 資料作成など、集中して作業したい時に活用しています。通勤時間がゼロになり、その時間も有効活用できるので便利です。
(営業本部:40代男性)
- オンライン打ち合わせが何件も続く場合は移動時間が惜しいので、自宅で勤務できるのは効率が良いです。
(営業本部:30代男性)